どうもこんばんは!
前回少しだけお話ししてあったトモヱの生体検査の結果の詳細をお伝えします。
詳細といってもまとめるのが難しくていろいろ端折ってしまいましたが、少しでも伝われば幸いです。
まず、生体検査というのは、腫瘍の細胞を取って何の種類のガンなのかを調べることができる検査なんですけど、今回のトモヱの場合、腫瘍の周りに壊死組織(炎症で腐ってしまった組織)がたくさん出来てしまっていて、肝心の腫瘍の細胞が取れなくて調べることができなかった。
…ということでした。
で、じゃあ次に何ができるかというと、
①
もう一回麻酔をかけて別の場所から内視鏡を入れて腫瘍の細胞を採取できるかどうかやってみて、採取できて、なおかつ確定診断がつけば、抗がん剤治療が有効かどうかがわかるので、有効だったら治療の選択肢で抗がん剤治療を選ぶことができる。
ただし、これまでに分かっている画像結果や症状から判断すると、抗がん剤が効くタイプの腫瘍ではない可能性が高い。すなわち再度麻酔をして検査してみる価値は低い。
②
確定診断がつかないまま放射線治療に進む。腫瘍をこれ以上大きくしないとか腫瘍の増殖を抑える程度の治療は期待できるが、麻酔のリスクと天秤にかけると麻酔リスクの方が高い…と言えなくもないゴニョゴニョ(曖昧)
③
再度検査はせず、放射線治療にも進まず、今やっている治療(ステロイドで炎症を抑える治療)だけの緩和ケアを続ける。
ただし、今後薬が効かなくなってくる可能性と、腫瘍がさらに大きくなった場合、食事や呼吸が困難になるかもしれないなど他にも様々な症状が出てくる可能性。
…の3択になりました。
ふ、ふりだしに戻った感…
現在、1週間ステロイドの量を増やして様子を見て、また連絡します…ってことになっています。
あと、いずれにしても壊死した組織は取り除く以外に自然治癒することはなく、取り除く手術は限りなく不可能に近い。…という大変きびしい現状も判明しました。
来週までに答えを出さなくてはいけない…。
ムズイムズイムズイ…
夜分に深刻な話してすみません。
現在のトモヱは昨日点滴と抗生剤の注射を打ってもらい、体調良くなってスヤスヤ寝ています。
ほいではまた!

コメント
三択、、、悩みますね。いずれにしても、お医者さんとよく相談して、ということに
なると思いますが、何となく、高齢のトモヱちゃんに一番優しくて現実的なのは
3かな、という気がします。
1は、負担が大きくてメリットが少なそう
2は、麻酔のリスクがあるんですよね、放射線治療には麻酔が必要なんですね、、、
3を選んで、今の生活の質を維持して、快適に過ごしてもらうのがよさそうかな、、、、
でも、食事や呼吸が難しくなった時に何ができるのかをお医者さんに確認したいですね。
抗がん剤治療というのは選択肢にはないんですね。
ニャンコは抗がん剤の副作用が少ないと聞いた気がするので、
その選択があったら、私はそれを選びたいように思うのですが。
がんの種類にもよるんでしょうかね。
みゆもっち様
やはり③が無難でしょうかね。
今後もっと悪くなるかも…というのは今はまだ私の想像でしかないですし…。
とても参考になるアドバイスありがとうございます!お医者さんとよく相談してみます!
はじめまして
simico先生のファンでずっと拝読しておりました。
トモヱちゃんのお病気お辛いですね。
わたしも昨年11歳の猫を鼻腔癌で亡くしました。
同じような3択に直面し、逃げるように3を選択しましたが、今でも放射線治療をしていたらどうだったのか5ヶ月経った今もくよくよ悩んでいます。
わたしは可能性があった放射線治療についてあまり検討せずに、病気を長引かせるのは可哀想だと思って緩和ケアを即断しました。でも今思うと治療をして猫が苦しんだ場合の責任を取るのが嫌だったのかもしれません。もし放射線治療をしていたら今まだ猫は生きていたのかなと考えてしまいます。でも猫が生きていたとしたら今末期でものすごく辛い状況のはずです。
治療の副作用でなんらかのひどい状況になっていたかもしれません。
そんなことをぐるぐる考えています。
動物病院の先生には、どの決断をしても後悔は残りますよと言われました。
simico先生とトモヱちゃんにできるだけの平安が訪れますように。
お辛い状況を素敵な文章で表現されることにいつも敬服しています。
ozさま
ozさんの猫ちゃんのご冥福をお祈りいたします。
猫ちゃんのことお話ししてくださいましてありがとうございます。同じような境遇でご決断されたお話はとてもとても共感いたしました。
そして、これからの自分の決断にとても参考になります。放射線治療をしても完治は難しいと言われているので、やっぱり病気を長引かせるだけなのかな、、と…。
コメントありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!